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消費税 基本中のきほん

 

みなさん、明けましておめでとうございます。

 

今日は新年早々、この話題。 「 消費税 」 です。
意外と、誤解されているような気がします。消費税のしくみって。。。

 

なので、今日はホントに、基本中のきほんに絞ってお話しします。
( 注; わかりやすさ第一なので、細かい部分は省略して書いています。)

 

気軽に、さら~っと、読んでみてくださいね。

 

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例えば、あるお店の売上代金が20万円という場合、消費税はいくらでしょう?

この場合、当然ながら、20万円の5%、つまり1万円をお客さんから
預かってますよね。

※ 消費税率5%、という前提でお話しています。

 

 

では、ここで問題。
この場合、このお店が 「 国に納める消費税 」 はいくらでしょうか?

 

…真っ先に 「いちまんえん!」 と答えた人へ。 

 

消費税のこと、誤解しています。 だって、ホントはこんな仕組みですから。
 

120104_2

 

 

要するに、お店の人は、お客さんから預かった消費税から、
「自分が仕入や経費などで支払った消費税」 を差し引いて、その“差額”を
国に納めるのです。

 

売り上げで預かった消費税、丸ごと国に納税してたら大変なことになります!

 

なので、上の問題。


このお店が 「 国に納める消費税 」 はいくらでしょうか? なんて、
この段階では分かるはずもないのです。(^_^;)

 

 

では、一呼吸おいて。
仮に、このお店の売上と経費がこんな感じだったとしましょう。

 

120104_7

 

ここで、さっきの問題。

 

このお店が 「 国に納める消費税 」 はいくらでしょうか?
…正解はコチラ。  
 (すみません。ちょっと画像が見苦しいです…。)

 

120104_8

 

 

5,000円を、国に納める。 ですよね。

 

 

ここでのポイントは、 「 人件費 」 です。
お給料に消費税のっけて、渡す(もらう)なんてこと、ありませんよね。

 

ですから、上記の例でいうと、手元に5,000円残ったからと言って、
「やったー。5,000円、もうかった♪」 などと思ってはダメということです。

 

その5,000円、自分のお金じゃありませんから。
お客さんから 「国に納めてね」 と託された、人のお金ですから。

 

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… 今日は(今日も?)長くなってすみません。

 

 

分かっている人には「何をいまさら」って感じの話なんですが、
分からない人には、この話からはじめないといけないんです。

それではまた。 (*^。^*)