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予定納税という通知が来たら

皆様こんにちは。税理士の永岡です。

止まない雨はないという言葉を信じて、今は
出来る限りのことをするほか、ないようです。

 

さて、去年それなりに税金を払ったという個人事業主の方へ。

 

こんな通知がお手元に届いていたらご注意下さい。
(※個人情報の為、隠している箇所が多いですがご容赦を。)
↓  ↓

 

予定納税額の通知書、とあります。

 

予定納税とは税金の前払いです。
つまり「税金を前払いして下さい」と言われているわけです。

 

なぜか。
それは去年、あなたが確定申告で払った税金の額が
15万円以上になっていたからです。

 

去年それだけ税金を払うほどに儲かっていたのであれば、
今年も同じように利益出ますよね?と税務署から言われているのです。

 

だから、前もってある程度の税金を払っておいてくださいという
通知が来ているのですが、その「支払期限」は?
↓  ↓

 

振替納税を利用してても、していなくても、
7月31日が支払期限です。(今月末ですね。)

 

前払いなんだから、別に払わなくてもいいんじゃないの?と
質問されたことがありますが、実はそうではありません。

 

税務署にこっちから「減額申請」をしない限り、
支払い義務は残りつづけます。
↓  ↓

 

この減額申請書で、今年は去年ほど利益出ませんよということ、
そして前払などできませんよということを税務署にアピールすれば
支払額が少なくなるか、あるいはゼロになるかもしれません。

 

そしてこの「減額申請書」、提出の締め切りが大事。
↓  ↓

 

7月15日までに出せばよいそうです。
(明後日ですね。)

 

詳細はこの国税庁サイトに出ています。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/02.htm

 

余談ですが、どうして税金の用語って、もっと簡単に
ならないんでしょうね。((+_+))

では、今日はこの辺で。

 

「予定納税という通知が来たら」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 予定納税っていう通知きた。どうしても払わないとダメですか? | 税理士 永岡玲子のブログ

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