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モノ賃、手間賃。

 

今日は何の話かといえば、これ。

形のある 「モノ」 に付けられる値段と、
形のない「人手、手間」に付けられる値段。

 

一番目の図は、形のある “商品” を買ったお客さんです。

  ↓  ↓  ↓

 

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二番目の図は、良い商品を購入する為のレクチャーを受けて、
そのレクチャーに 対する料金を支払うお客さんです。

  ↓  ↓  ↓

 

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これほど極端でないにしても、形の見えないサービスや、情報などは
「タダ同然で享受できるもの」 という意識がある人が、意外に多いのでは
ないでしょうか?

 

良く言われますよね。
「日本人は形のないサービスに対して金を払うという意識が薄い。」 と。

 

なぜなのかという分析はさておいて…、

 

 

実際に “形のないもの” であるサービス・情報等で売上をたてている人の
最大の課題がこれでしょう。

 

 「どうすれば、この値段で納得してもらえるのか?」

 

 

あくまで一つの方策ですが、そのサービスをきちんとした形で提供するのに、
提供側が、どれだけの時間・コストを費やしているのか、もっともっと
アピールすることかと思います。

 

例えば、上記の二番目の図。

 

良い商品を購入する為のレクチャーをして、そのレクチャーに対して料金をもらうのが彼の商売だとすれば、彼のそばに、 こんな看板が立っていても
いいのでは? と思います。

 

“ 私はこの商品についての正確な知識を得るために、××時間の研修を
  受け、材料の産地の××地方まで足を運び、制作現場に××回行きました!

 

 

 

ちょっと、大げさすぎましたか。(*^_^*)

 

でも、「形のないサービス」 に対価を支払うことに抵抗を感じる人というのは
サービスにもコストがかかっているという、当たり前の事実に気付いていない
ことが多いのです。

 

この “当たり前の事実” 、お客様と共有できれば一歩前進! ですね。