猛暑到来、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。
さて、コロナで大打撃を受けた経済活動ですが、国や自治体からの
補助金や助成金、税や社会保険料などの支払い先延ばしや分割の相談など
利用できるものは利用して何とか乗り切っていきたいものです。
そういう「手続きごと」で数多く目にすることが多く、役所などに
いっても結構な頻度で聞かれるのがこれ。
↓ ↓ ↓
あなたの年収は? 所得は?
意外と皆さん、ここで「あれ?」ってなるんですよ。
それもそのはず、その人のお金の稼ぎ方によっても違うし、
手続きの種類によっても「聞かれている年収」の中身が
微妙に違うこともあるんです!
↓ ↓ ↓
*サラリーマンですか?自営業者ですか?
*通勤費込みですか?抜きですか?
*1月からの1年?それとも4月からの1年?
*ボーナスや退職金、年金ってどういう扱い?
*相続や贈与、不動産売却で受け取った分は?
などなど。
考え出すとキリが無くないですか?
((+_+))
一般的な話をしてみましょう。
サラリーマンの場合でいう「年収」って給料の額面 × 12か月に
ボーナス(賞与)を加えた額。
だけど個人事業主だったら経費を差し引いた後の年間利益(所得)の額を
年収として書いてくださいって言われることがほとんどなので、
ここでまず大きく違ってきます。
これが“働き方”による年収の概念の違い。
一方で、税金なのか社会保険のことなのか。
その視点から見ても、また違った差があるんです。
よく言われるのが、扶養の範囲という概念における
年収のとらえ方の違いです。
所得税や住民税のことを考えるんだったら、
「通勤費抜きで1~12月」の額。
社会保険(会社を通じて入る健康保険等)の場合は
「通勤費込みで今後の見込み」の額。
ややこしいですよね。
※ややこしいので全てのことを詳しく説明できていないです。
その点はご容赦を。((+_+))
そもそも、相手とする役所ごと、手続きごとで年収の概念が微妙に違うって
何なんだろうと個人的には思います。
あ、でも。
サラリーマンと個人事業主で年収の概念が違うのは仕方ないですよ。
それでいて、どちらが得とか損とか、一概に言えません。
2019年に書いた記事ですが、かなりそのへん、わかりやすく
まとめたつもりです。
↓ ↓ ↓
2020年サラリーマン増税?でも個人事業主よりマシ? | 税理士 永岡玲子のブログ (reiko-n.jp)
それでは今日はこの辺で。
<(_ _)>