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数字が苦手な人へ、ふるさと納税ってこんな仕組み

皆さんこんにちは。すっかり寒くなりましたね。
年末近くになると、当事務所にもこんな質問がよく舞い込んできます。

 

私の場合、ふるさと納税はどのくらいが有利なの?

 

数字を放り込んだら試算してくれるサイトはたくさんありますが、
そこに書かれている言葉の意味が、今一つよく分かりにくいのでしょうか…。

 

では、そもそも数字が苦手な方へ。
ビジュアルで大まかに理解して頂きましょう。

 

 

収入を得ている人なら払っている所得税や住民税。
ふるさと納税をする前はこんな感じです。

↓ ↓ ↓

 

(Aさんの場合)

 

(Bさんの場合)

 

 

住民税って率は一定なんですが、所得税は年収が高ければ税率はアップします。

 

 

で、ふるさと納税で安くなる税金はというと、こんな感じです。
 ↓ ↓ ↓

 

(Aさんの場合)

 

(Bさんの場合)

 

なので、ここまでは安くしてもらえる!という金額以上に
ふるさと納税をしたところで、税金は安くしてもらえません。

 

そしてその「最大でここまで、安くしてもらえる」という金額
その人の払った税金や所得を基準に××%…という感じで決められています。

 

なので「最大でここまで、安くしてもらえる」という金額
年収によって違うということです。

 

 

そしてさらに言うと、「税金が安くなった!」と
いう結果がリアルに分かるタイミングが二手に分かれていますよね。

 

よく「ふるさと納税したのに確定申告で税金あんまり安くなっていない!」
という人がいます。

 

でもそれは、所得税でトクをしている金額より、住民税でトクをしている
金額の方が一般的には多くなるし、住民税は5月ごろにならないと金額が分からないから
実感できないだけの話なのです。

 

 

いかがでしょうか。

 

本当はこのあと「具体的に年収××円で扶養家族××人ならこれ」という
例を貼り付ければもっといいのかもしれませんが…。

 

そういうのは他のサイトにお任せすることにします。
(^_-)-☆

 

では今日はこの辺で。