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「予測」できれば怖くない!

こんなに次から次へと、いろんな種類の税金が来るなんて!
書類も予想した以上に多いし、タイミングも分からない!

起業して初めて「何じゃこりゃ 」ってなる人が多いようですね

個人事業主さんと法人とでは税金の種類もタイミングも
違う
んですが、一部の手続きとかは共通のものもあるので
かえって頭が混乱するんですよね。

欲張って「全部」を理解しようとしないでください。
まずは大まかに!


「一体どんな税金や手続きがいつやってくるのか」

これをカレンダー形式でざっくり把握してみましょう。

例えば、従業員は10人未満(正社員も何人かはいる)
利益もそこそこ出ている個人事業主さんという場合。


「出す書類」「払うもの」だけをピックアップすると
こうなります。

※上記のうち、人によっては「必要のない」ものもあります。
※市町村によって通知タイミングが少し異なるものもあります。

じゃあ、一方で法人の場合は?
法人って、自分で決算月(※年度の終わり)を選べるので
タイミングは法人によって異なるのですが、比較のために

個人と同じ12月決算!
従業員は10人未満で利益もそこそこ出ている中小企業
(つまり上記の個人事業がそのまま法人になった感じ)


これをイメージしてカレンダー作ってみましょう。
すると、こうなります。

2月11月のところが違いますよね。
何だか、面白さゼロの間違い探しゲームみたいですが。。。

個人事業の場合、所得税は3月15日で消費税は3月31日。
12月決算の法人の場合、法人税も消費税も2月末!

 ※補足※
 利益(もうけ)に対して払う税金は
 個人事業は「所得税」、法人は「法人税」です。

何となくですが、個人事業の場合は
利益(もうけ)に対して払う税金が3月、5月、8月…と
バラバラのタイミングでやってくるのに対し、
法人の場合は「年度末から2か月後!」って感じで
一気にくる。
そんな気がしています。

だから、法人の場合、
「自分の好きなタイミングを“年度末”にできる!」
という特権を活かして、税金の支払タイミングをうまい具合に
好きなタイミングに持ってくることもできます。

例えば、7月末が決算月(年度末)という法人。
上記の例と同じように、従業員は10人未満で
利益もそこそこ出ている中小企業を想定してみましょう。


するとカレンダーはこうなります。

わりと、1年の中でまんべんなく散らばっていますよね。

ただ、よく見てみると気付くのですが、
「人件費関係」の手続きや支払いは、個人だろうが法人だろうが
容赦なく1月と7月に集中しています
よね。

特に1月!これ、何のことかといいますと…
「年末調整」のあとに会社がやること&払うもの、なんです。

カレンダーがややこしく見づらくなるので、あえて上記には
書いていませんが、12月には“年末調整” という一大イベントが
あります。


特に今年(2025年度)は、例の「年収の壁」への配慮が
された結果、過去最高レベルのややこしさです!

これについてはまた改めて、告知したいと思います。

今日は最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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