皆さんこんにちは。雨ばっかりですね…。(;_:)
交通機関が止まってしまうほどの雨になるとは
予想もしませんでした。皆様、ご無事でしょうか?
こういう時はスマホ片手に時間つぶしという方も多いのでは?
その「時間つぶし」として見てもらう記事の中に、
本記事が入ると幸いです。(#^^#)
今日は何の話かというと、
路線価の話です。
毎年7月に、路線価といって、
遺産相続の時に「我が家の遺産」としての
土地の値段を計算する時の基準値とされる
ものが発表されるんです。
路線とは道路のこと。
その「道路の値段」なので、路線価と
いうんだなと思って頂くと分かりやすいです。
ややこしい話ですが、簡単に言ってみます。
いざ相続が発生した場合、遺産としての土地の値段を
計算する時はこのような式が使われることになっています。
(※路線価が適用されない地域を除く。)
路線価 × 土地面積 × その土地ならではの調整率
その「調整率」がない場合、つまり
真四角の土地で、そこそこ標準的な広さで、
1本の道路にしか面していないような土地だったら、
路線価 × 土地の面積
で計算した数字が、だいたい遺産としての
「その土地の値段」になるはず。
ではせっかくなので、簡単に路線価の
調べ方をご紹介しましょう。
まずは「路線価」で検索。そして国税庁のサイトへ。
するとこんな画面になるので、好きな場所を選びましょう。
↓ ↓ ↓
ここからは、地名で検索。
試しに、当事務所の所在地である
「西宮市里中町」で検索しています。
適当に選んでも大丈夫です。
地図を表示させてから、場所を探した方が
楽だと思います。
お目当ての場所が見つかったら、その場所の
「道路の値段」を見てみましょう。
上記の例では、その土地が面している道路に
「240D」という数字があります。
アルファベットの数字はひとまず気にせずに、
「240D」 = 「240,000円」と
考えましょう。
(※借地権などの要素がある土地なら注意。)
で、土地の面積が例えば90㎡なら、
240,000円×90㎡ = 21,600,000円。
つまりこの場合は、2160万円が
遺産相続という時に使われる
土地の値段ということです。
ただ、最初にもお話したように、
「その土地ならではの調整」
ということはしっかり考えないといけません。
大まかに言えば、こんな感じの「調整」です。
・土地の奥行が長すぎる。
・土地の間口が狭すぎる。
・自分や家族が住んでいる
・人に貸している
・広すぎる
・その他特殊な事情がある
などなど…。
具体的にどういうものなのか、正確に
知りたい人はぜひ、私達のような専門家に
仕事として依頼して、計算してもらって下さい。
土地の評価額計算って、正確にしようと
思えばややこしいですし、第一、インターネット等で
検索して悩みぬいた挙句に間違った答えに
たどり着いてしまう場合もありますよ。
では皆様、どうかご無事で良い週末を…。
(^^♪